良いこと尽くしに見えるヒアルロン酸注射!副作用の心配は?

大きな効果をもたらしてくれるヒアルロン酸注射。
しかしこれらによって副作用や合併症があるのも事実です。
ここではヒアルロン注射による副作用を解説します。
■ヒアルロン注射には付き物・・・肌の凸凹
ヒアルロン酸注射では、ボリュームを増加させてシワなどを消去します。
そのため輪郭を変えた部分に、肌の凸凹が発生するのは仕方がない部分もあります。
しかし見た目にわかる凸凹は少し内容が異なります。
これは皮膚の浅い箇所に、ヒアルロン酸を注射した際に生じてきます。
そのためマッサージで馴染ませることで、様子見をするなどし、その後の対処法を決定します。
■針の使用が引き起こす・・・内出血
注射の際に針を使用するため、血管に傷をつけてしまう可能性があります。
これはヒアルロン酸注射に限りませんが、内出血や腫れがでてしまう可能性があります。
しかし内出血が出てしまった場合でも、1週間程度で完治するため、心配はないとされています。
■吸収されずに残ってしまった・・・しこり
ヒアルロン酸注射をした際に、解けずに残ってしまう場合があります。
これは1箇所に固めて注射をしてしまうことによって、しこりになってしまいます。
しかし、このしこり自体は無害のため、緊急な処置が必要というよりは、個人の判断になります。
ただし、ばい菌が入り感染を起こして腫れてしまった場合には、早急に溶かすことが必要になります。
■ヒアルロン酸が血液を圧迫・・・血流障害
血管内にヒアルロン酸が入り込んでしまったり、血管を周囲から押し圧迫してしまう事態もあります。
このような血流障害が起こりやすい箇所は、ほうれい線や鼻、眉間、目などです。
しかし発生件数はごく少数のため、あまり神経質になる必要はありません。
■注意が必要なヒアルロン酸注射
基本的には、副作用の心配はありません。
しかし上記のような症状や、まれにアレルギー反応が起こる場合もあります。
心配な方は担当医に相談の上、ヒアルロン酸注射を利用しましょう。

関連する記事